ダルビッシュ有選手が、サンデーモーニングでの張本さんの発言に対して、「コーナーを消して」とコメント。
これに続き長友選手もコメントしたことが話題になりました。
張本さんはサンデーモーニングでどんな発言をしたのか、張本さんについて調査してみました。
Contents
サンデーモーニングの張本勲への苦情内容
サンデーモーニングの張本勲さんのコメント
張本勲さんは、野球界のご意見番としてサンデーモーニングに出演しています。
ダルビッシュ有、張本勲さんに喝を入れるwwwwwwww https://t.co/XrLDP76wTY pic.twitter.com/QdW57EhNYH
— プロメジャN|プロ野球×メジャーリーグNEWS (@npb_mlb_net) 2019年7月28日
放送日程:毎週日曜日の朝8:00~
放送局:TBS
司会:関口宏
サンデーモーニングには「週刊・御意見番」のコーナーがあり、張本さんが厳しくも愛のある、ご存じ『喝!』に加え、吟味に吟味を重ねたスーパープレーに与えられる『あっぱれ!』マークを出すという内容。
7/28(日)に張本さんはこの「週刊・御意見番」の中で高校野球について次のようなコメントをした。
「(佐々木投手は)予選で4回くらいしか、450くらいしか投げてないんですよ。昨年ね、吉田輝星が(甲子園で)800球くらい投げてるんですよ、予選からずっと一人で。“宝”とか“宝石”って誰が決めるの?」
「これぐらいの選手でね、ものすごい素質があります。ダメになった選手はいくらでもいるんだから。監督と佐々木くんのチームじゃないから。ナインはどうします?一緒に戦っているナインは。1年生から3年生まで必死に練習してね、やっぱり甲子園が夢なんですよ」
引用元:HUFFPOST
司会の関口さんが「故障してしまうかも」とフォローしたものの、「けがを怖がったんじゃ、スポーツやめたほうがいいよ。みんな宿命なんだから、スポーツ選手は」と言い放ったのです。
さらには張本さんは、
引用元:HUFFPOST
とコメントした。
サンデーモーニングの張本勲への視聴者の声
この張本さんの発言に対して、視聴者からも多くの批判コメントがよせられました。
・球数制限してるアメリカ野球と球数関係なく大熱投させる日本野球、消耗品扱いしてるのはどっちか一目瞭然
・張本のような愚かな老人が多いのだろう。間違っているのは張本。甲子園よりも、個人のスポーツ人生の方が大切。
・「投げさせるべきだった。こういう苦しい思いをするのも大事」。バカ言ってんじゃねーよ。肩壊してからじゃ遅い。
・時代は変わったんだよ。監督さんの判断は正しいと俺は思う。
張本勲さんのプロフィール
張本さんってどんな方なのでしょうか。プロフィールを調べてみました。
張本 勲(はりもと いさお)
本名:張 勲(読みがな:チャン・フン、ハングル:장훈)
生年月日:1940年6月19日
広島県広島市出身の元プロ野球選手(外野手)
野球解説者・野球評論家、日本プロ野球名球会会員、韓国野球委員会(KBO)コミッショナー特別補佐官。
在日韓国人二世。
野球では全く無名の松本商業高校(現・瀬戸内高校)定時制に進学。
その後に大阪の浪華商業高校(浪商高等学校を経て現・大体大浪商)に転校。
・1958年夏の甲子園府予選は決勝で寝屋川高に辛勝、念願の甲子園出場を果たすも、大会直前に部室内での暴力事件が発覚し張本含む数人の休部処分により、チームの甲子園出場は認められた。張本は甲子園には出場できなかった。
・1959年に東映フライヤーズに入団。
・1976~1979 巨人。
・1980~1981 ロッテ。
多数の書籍を出し、映画にも出演している。
多くの表彰を受けたり、タイトルを持っているがサンデーモーニングの「週刊・御意見番」のコーナーでは、張本の功績実績を知らない若い世代の視聴者からの批判が多く、度々ネット上で炎上しているようです。
ダルビッシュ有選手のコメント
張本さんの発言を受けて、ダルビッシュ選手がすぐにツイート。
※シェンロンは世界中に散らばったドラゴンボールを7つ集めると出現し、どんな願いもかなえてくれます。
シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う。 https://t.co/94V9n3BCc7
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2019年7月28日
ダルビッシュ選手は以前にも、佐々木投手を起用せずに大船渡高校が敗れた件に関して、
高校野球での連投や過密な試合日程に対してコメントすると共に、
とツイートしています。
長友佑都選手のコメント
長友選手もダルビッシュ選手に続き、ツイッターでコメントを出しました。
この記事が真実だとしたら非常に残念。
苦境に立たせて大怪我をしたらマイナスでしかない。
野球で生きていく選手なら尚更。
監督は批判覚悟で選手の将来を守った英断。
何度も言うが日程を選手ファーストで考えてほしい。https://t.co/lLKRgyWlCh— Yuto Nagatomo | 長友佑都 (@YutoNagatomo5) 2019年7月28日
長友選手のコメント↓
苦境に立たせて大怪我をしたらマイナスでしかない。
野球で生きていく選手なら尚更。
監督は批判覚悟で選手の将来を守った英断。
何度も言うが日程を選手ファーストで考えてほしい。
長友選手の人柄が伝わるコメントですよね。
サンデーモーニングの張本勲はなぜ降板しなのか?
サンデーモーニングの週刊・御意見番」のコーナーは、度々批判が多く過去にも炎上していました。
それでも張本さんが降板にならない理由はなんなのでしょうか。
・サンデーモーニングの視聴者はシニア層が多いため、シニア層には張本さんは支持されている。
・関口宏さんとの関係がよいこと
などがあげられるようです。
確かに若い人の間では、佐々木選手への張本さんのコメントは「古い!今時そんなこと言っているようじゃ時代遅れ」との意見が出ていますが、シニア世代からは「そうだ、そうだ、私たちもそうやって頑張ったのだ」と共感されるのかもしれませんね。
まとめ
サンデーモーニング張本勲への苦情内容と降板しない理由はなぜなのか?
炎上した発言と、ダルビッシュ・長友のコメントも一緒にご紹介しました。
張本さんの野球の価値観とダルビッシュ選手の価値観は世代が違うことや海外での経験などから大きくことなることが分かりました。
ダルビッシュ選手は、声を上げて日本の高校野球を変えていく、選手ファーストで若い選手を守ろうとしているのだと感じました。
アメリカでは、高校生への投球制限をしており、大会では1人の投手は103~125球までしか投げることができない。
またその投手は4日間休むことが義務付けられています。
日本はまだまだ選手ファーストとは程遠く、選手の将来を考えてないと思われて仕方のない投球数や連日の投球になっているのかもしれませんね。
國保監督はアメリカの独立リーグにいたこともあるので、佐々木君の将来を考えての大きな決断だったようです。
佐々木選手を登板させなかった件について賛否両論あるようですが、今回の件を機に選手ファーストで日程など無理のないよう、選手の未来1番大切にする高校野球になることを願います。